カンブリア宮殿という番組で紹介されていた船橋屋のくず餅。
和菓子唯一の発酵食品ということで、食べると胃や腸の調子が良くなる人が多いそうです。
デンプンを450日かけて乳酸菌発酵させた原料を使ったくず餅は、プルンプルンの弾力で、「船橋屋のくず餅を食べると他のものは食べれなくなる」という人もいる人気の和菓子。
賞味期限は2日間しかない保存のきかないお菓子ですが、通販でも大人気です。

フジテレビのホンマでっかTVで、「2017明石家さんまが買って良かった物ベスト10」を発表していました。
第10位が、永谷園の「しじみ70個分のちから」というおみそ汁缶。
マツコ・デラックスも大絶賛していましたが、これってしじみが70個分入っているわけではなく、オルニチンというアミノ酸がしじみの含有量70個分入っていますということなんですね。
オルニチンはアルコール分解能力が強くて肝臓に良いとされているアミノ酸で、特にしじみに多く含まれるので、しじみの味噌汁を二日酔いの日などに飲むと良いと言われています。
でも、オルニチンをしじみから取ろうとすると(それも70個分)1本130円程度で提供できるはずもなく、ましてや量産するなんて不可能です。
では、なぜそれが可能かというと、オルニチンを作る乳酸菌を永谷園がキャベツから発見したからです。
その乳酸菌を味噌に入れてオルニチンを作ってもらっているのです。
乳酸菌が生産しているってことは天然由来なので、化学物質ではないことに安心しました。
この味噌汁が季節限定商品というのも、売れすぎて生産がまにあわないのか、あえて期間限定にして売ろうとしているのか、味噌汁に入っている「しじみエキス」が秋冬でないと生産できないのか、というところでしょうか。